釜石市(岩手県)

地域を巻き込んだ研修事業の展開で「防災文化」コミュニティづくり  
~「文化伝承」を事業化することで財源と人材を確保する仕組みづくり~

2020年にグッドプラクティスストーリーを獲得した「津波伝承者制度」の実施について、震災から12年の時の経過による津波被害を伝える人材の確保、および震災の風化によるそのモチベーションの維持が課題。  
DMOによる津波防災の地域事業者を巻き込んだ「研修コンテンツ化」と、大企業への販売でDMOが財源確保を実現。人材を長期雇用できる仕組みづくりを構築。(研修内容は主に「復興まちづくり」「防災マネージメント」。1回あたりの研修は2泊3日~3泊4日、5人~30人の参加)    
研修の造成に際して、地域事業者やコミュニティを巻き込んだことで、地域理解が促進し、新たな協力者が増えた。また、地域外の大企業が研修で釜石の津波防災文化を学ぶことで、その参加料金をもとに、津波被害を伝える人材の費用が確保され、継続して地域内の小中学校等にも防災文化を伝えることができるサイクルが確立した。また、防災文化を海外の途上国に輸出する展開も始まった。